下町ロケット/池井戸潤📚【ブックレポート】

ブックレポート

こんにちは!
ずぼら読書家ゆいきです。

「ずぼら読書家ゆいきのブックレポート」は、ゆいきが読んだ本を紹介する不定期コラムです。

今回は、今年累計二冊目、池井戸潤さんの下町ロケットを紹介します!

下町ロケット/池井戸潤📚【ブックレポート】

書名:下町ロケット(池井戸潤
出版社:小学館(小学館文庫)
ページ数:496ページ
Amazon: https://amzn.to/3q3Nr7z
2021年累計2冊目
それでは早速こんな流れで紹介していきます!
①本との出会い
②ゆいき的激アツポイント紹介🔥
1:技術力で勝つ様がアツい!🔥
2:社長の苦悩、社員の苦悩がアツい!🔥
3:(ゆいきにとって)身近な題材がアツい!🔥
③こんな人におすすめ!

①本との出会い

この本とは、読書家の父から池井戸作品を一気に借りたうちの一冊として出会いました。

ただ、前回のタモリ論同様ずっと本棚に並ぶだけで、1冊も手を付けられないまま時はすぎ、最近ようやく読書が習慣になってきたから、今なら読めるかもと思って読み始めました。

500ページ近くある分厚い文庫本だったけど、とても面白くてするする読めてしまいました!

そもそも「下町ロケット」との出会いは多くの人がそうであるようにテレビドラマからでした。

ただ、ドラマシリーズをちょこちょこつまみ食い程度に観ていただけで、しっかりストーリーは把握できておらず。。

今、読み終えて、こんなに骨太な物語だったのかと感動しています。

池井戸潤さんはこの本で直木賞を受賞されたということも、恥ずかしながらこの本の解説で知りました。

多面的な魅力のあるこの本なら納得です。

それでは早速この本の魅力をお伝えしていきます!

②ゆいき的激アツポイント紹介🔥

この本の魅力はとにかくアツいということだと思うんです…!!

ということで、具体的にどこがどうアツいのか、ゆいき的激アツポイントを3つ紹介していきます。

1:技術力で勝つ様がアツい!🔥

まずなんといってもこれです。

物語は東京・下町のとある製造業の中小企業佃製作所が舞台。

主人公の佃航平は元ロケットエンジンの研究者。

志半ばにして研究職を退いた後、父のあとを継いで佃製作所の社長になってからは、研究者時代の経験を元に、研究費用に多額の予算を注ぎ込み、高性能な部品を作ってきました。

そこにある日帝国重工という大企業のお偉いさんがやってきて、自社開発中のロケットの水素エンジンに使うバルブの特許を申請しようとしたら、すでに佃製作所がその特許を取得していたので、数億払うのでどうかこの特許を売却してほしいとお願いに来るのです。

ちょうど大手取引先から取引終了を言い渡されたり、厄介な裁判に巻き込まれたりと資金繰りに悩まされていた佃製作所だったから答えは当然「YES」かと思いきや、佃航平の判断は違った。

特許の売却ではなく、バルブの納入をさせてほしい

とお願いするんです。

つまり、帝国重工のロケットの中に佃製作所の部品を使ってほしいということです。

帝国重工はオール帝国重工製のロケットを作ることにこだわりを持っていたので、なんとかして回避しようとあの手この手を尽くすのですが、特許をすでに持っている佃製作所の方が立場としては上

さらに粗探ししようとしても、佃製作所は業績も技術もケチをつけられないほど優秀

ここで会社の規模や世間的な知名度は圧倒的に大きな帝国重工が、下町の中小企業に圧倒的な技術力を持って負かされるところが最高にアツい!!!

これまでの苦悩が報われる瞬間には思わず涙が込み上げてしまいます😭

2:社長の苦悩、社員の苦悩がアツい!🔥

続いて二つ目は佃製作所の社内の物語。

これまでこだわって開発してきた製品がやっと報われて、佃航平にとって夢だったロケットに使われることになる。

社内の人間にとってもまたとない嬉しい話だと思ったのですが…

まさかの、社内の若手が社長に反発。

実はこれまでも、

多額の予算が研究費に消えていくことにいい気をしていなかったこと、

特許を売却すれば何もせずとも数億ゲットできたのに、それを蹴ってリスクのある部品納入しようとしていること。

これが理由でした。

たしかに部品納入となると、万が一佃製作所のバルブの不備が原因で打ち上げ失敗になれば、多額の負債を抱え、世間からの信頼も失ってしまいます。

そうなれば自分たちは路頭に迷うかもしれない…。

佃航平がいつか自分の作った部品がロケットになるのが夢だったと語っても、「俺たちは社長の夢のために働いているんですか?」と言われてしまう。

両者どちらの思いも切実で、それがとっても苦しい😭

ここで生じた軋轢が解消されるまでも含めて総じて激アツ。

ここでも何度も泣かされました😭

3:(ゆいきにとって)身近な題材がアツい!🔥

最後はとっても個人的な話です。

この物語、私にとって身近な題材が多すぎるんです!

まずは舞台。

読むまで知らなかったのですが、下町ロケットの「下町」って、大田区上池台のことだったんですね!

実は私が今住んでいるエリアがこの作品の舞台と結構近くて、出てくる地名のほとんどが「知ってる知ってる!」って感じ。

池上線ユーザーの皆さん!是非読んで〜〜!!

冒頭から知っている地名のオンパレードだったので、物語の世界に入り込むスピードが段違いでした。

さらに世界観。

私の前職は製造業向けのWEBサービスを提供するITスタートアップだったので、物語の中に出てくる製造業にまつわる言葉がちょっとわかる!(もともと製造業に明るくなかったので、前職で働いている間はわからないことだらけでした・・)

営業時代は実際に下町の中小企業に足を運ぶこともあったので、佃製作所はあの会社みたいな感じかな…会社の雰囲気や働く人を想像することもできました。

最後に中小企業の現実。

私が働いていたITスタートアップも資金繰りに苦労していたことがあったから、銀行からの融資の話やエンジェル投資家の話がちょっとわかる!

前職の全社ミーティングでそういうワードが飛び交っていたことが懐かしい。。

そして社長と社員で意見が食い違ってしまうのも、中小企業あるあるなのかな…(遠い目)

前職での思い出が蘇るワードやエピソードだらけで、私にとっては激アツでした!!!

③こんな人におすすめ!

そんなわけで、この本はこんな人におすすめです!

・アツい話が好き
・夢に向かって頑張ってる
・サクセスストーリーが好き
・製造業が好き
・製造業関係で働いている(いた)
・中小企業で働いている(いた)
・ロケットが好き
・原作のドラマが好き
・池井戸潤が好き

一つでも当てはまる人は、読んでみてはいかがでしょうか!

最後に

というわけで、今回は池井戸潤の「下町ロケット」を紹介しました。

気になった方は是非読んでみてください!

「ずぼら読書家ゆいきのブックレポート」では、今後も不定期に読んだ本を紹介していきます。

次回もお楽しみに!!

 

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